まだまだオープンしたてのホットな店、
当然、昼時なんかは長蛇の列なんで
時間をずらしていってきました。
最近のラーメン屋には少なくなった、
ラーメンの種類をいろいろと用意しない
一点勝負の店で、個人的には好感が持てます。
基本はトンコツラーメンなんですが、
トンコツ独特の臭みなどはほとんどなく
非常にアッサリとした仕上がりになっています。
旨みはシッカリ残っているので薄味というわけでもありませんね。
麺はおなじみの極細タイプ 。
麺自体の風味がよく、食感や喉の通りもよく、
スープとも非常に相性よくて文句なしです。
特徴的なのはドンブリの真ん中あたりに浮かんでいる
「秘伝のたれ」といわれている唐辛子風味のもの。
30種類以上の材料を調合して、
それを寝かせて熟成させたものだそうです。
辛さに加えて独特の風味が
ラーメンの味を引き立ててくれています。
チョット驚いたのは、
半熟玉子を頼んだところ
出てきたのが容器に入った玉子(殻付き)だったこと。
ご丁寧に「上手な剥き方」の解説までついてました。
自分で殻を剥いて、そのまま食べるもよし
ラーメンに入れるもよしといったスタンスなんでしょうね。
ほかにも、この店の特徴といえるのが
「味集中カウンター」 と「オーダーシステム」でしょう。
「味集中カウンター」は
テレビで見たことある人も多いんじゃないかと思いますが、
カウンターが1人分ずつ区切られていて、
目の前の調理場との間もすだれ状のモノで隠されています。
閉所恐怖症の人なんかだったら危ないかも。
チョット気がめいっちゃいます。
味に集中してほしいとのコトですが、
そんなことしてもらわなくても味に集中して食べてますよ。
なんか不思議な空間って感じがします。
「オーダーシステム」 も独特で
味の濃さ、こってり度から始まり、
「秘伝のたれ」の量や麺の固さなどを
指定の用紙に記入することになります。
オーダーの際にそれを提出して
自分好みの味を楽しむという趣向のようです。
この店ならたぶん一言も発せずに
自分好みのラーメンを集中して味わって、
替え玉まで食べて帰ってこれるでしょう。
(替え玉もチケットを指定の場所に置くようになってます)
他人とのコミュニケーションが苦手な方には
うってつけのお店ではないでしょうか。
まぁ、ちょっとやりすぎのような気もするし、
寂しさも感じてしまうんですが、、、